風邪と健胃対策に、きんかんの甘露煮を作りました♪
*材料*
きんかん 400g
きび砂糖 200g(きんかんの半分の量)
水 きんかんにかぶるくらいの量
*作り方*
① きんかんを水洗いし、へたを取り、縦に切り目を入れます。
② お湯で3分ほどきんかんを煮ます。
③ 渋みを抜くために水に1時間ほど漬けておきます。
④ 鍋にきんかんを並べ、砂糖とひたひたにかぶるくらいの水を入れます。
⑤ 蓋を少し開けて、コトコトと弱火で3〜5時間煮ます。
皮も柔らかくなって汁にトロミがついたら出来上がりです。
きんかんは、栄養面でも非常にすぐれた柑橘類です。
とくに皮の部分には、ビタミンCやカルシウムが豊富です。
実の部分にもビタミンA(カロチン)B1、B2、C、カルシウム、カリウム、ナイアシンなどが含まれています。
風邪による咳、痰、のどの痛みには、砂糖煮を数個食べると良いとされ、実だけでなく煮汁を温めて飲むのも良いとされています。
ビタミンAとCは、共に粘膜を強くする作用がありますので、風邪で荒れたのどを治すにはうってつけです。
粘膜の抵抗力を高めますので、風邪の症状がなくても常食していれば、風邪の予防になります。
また、砂糖煮は、健胃薬としてもその効力を発揮します。
芳香とほろ苦みが胃を刺激して、消化機能を高め、食欲を増進してくれます。